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ご挨拶

理事長メッセージ

私ども末広橋病院は、昭和27年に前身の「山の下病院」として開院し、平成27年には病院を臨港町に新築移転し、もうすぐ70年が経過しようとしております。長きにわたり地域の皆様の医療機関としての役割を果たして参ることができましたのは、多くの方々のご支援とご協力の賜物であり、心より感謝いたしております。

当院の入院病床は精神科156、内科療養型39床から構成されており、精神科と内科のどちらにも対応できる施設となっております。また、近年の精神医学の進歩は目覚ましいものであり、社会的にも精神医療の重要性は益々高まっております。私どもは、このような状況に対応するために新病院では、以下のような試みを始めました。

  • 年々増加し、社会問題化している発達障害、認知症、うつ病、不安症などに対応するためにそれぞれ専門外来を設け、注意欠如・多動症(ADHD)治療薬「コンサータ」や認知行動療法なども導入致しました。
  • 精神科の患者様の身体の健康を守るため、デイケアでは栄養指導、運動療法と心理教育からなる「ステップ」というプログラムを実施しています。
  • 患者様の禁煙を支援するため「禁煙外来」を開設しています。
  • 入院患者様のもの忘れなどの認知機能低下予防のため、「コグニサイズ」というプログラムを作業療法で実施しています。
  • 入院患者様における薬の副作用を軽減するため、薬剤師による服薬指導を積極的に行っています。
  • 精神科における多職種連携をすすめるために電子カルテを導入しました。
  • 個室数を増やし、病室だけでなく、廊下、ラウンジなどの共用部分にも十分なスペースを設け、明るく快適な空間の下、プライバシーに配慮しながら医療を行うことを目指しています。

末広橋病院の役職員一同は、病院の基本理念である、「医の理論に基づき地域社会に良質な医療を提供し、ご家族にとっても安心して治療を託することができ、 常に患者さまの立場になって医療を進める病院であること」を念頭に、より一層、地域の皆様のご健康をお守りするため全力で取組んでまいる所存でございますので、皆様方におかれましても、引き続きご指導、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

理事長 鈴木 雄太郎

病院基本理念

医の倫理に基づき地域社会に良質な医療を提供しご家族にとっても安心して治療を託することができ常に患者さまの立場になって医療を進める病院であること。医の倫理に基づき地域社会に良質な医療を提供しご家族にとっても安心して治療を託することができ常に患者さまの立場になって医療を進める病院であること。

病院基本方針