作業療法

作業療法とは

精神疾患によって生活に障害を持った方々に対し、日常生活の中にある具体的な作業活動を利用して、その人にとってより良い生活が送れるように指導・支援を行うリハビリテーション治療のひとつです。リハビリテーションという言葉を聞いて、身体的な回復のために「訓練や歩行練習を行う」「筋力トレーニングを行う」といったイメージを持たれる方も多いと思いますが、心の病気を抱えている人たちも同じように、心身の回復のために“心のリハビリテーション”を行っています。
人は「朝になると起きる」「友達と遊ぶ」「疲れたら休む」「テレビを見て笑う」「嫌な事があったら発散する」「外出のためにおめかしをする」・・・というように、何気なく活動を送っています。作業療法では日々の生活で行われる様々な活動や人との関りを通して、患者様が“自分らしく生きる”ための再建をお手伝いしています。

作業療法の目的

精神症状の軽減を図る・安らぎの獲得や気分の安定・ストレス発散や気分転換・対人関係の改善・作業遂行機能の確認・生活リズムの獲得・自信や希望の回復・・・など、その人によって好きな事や苦手な事、得意・不得意な事、目標にしていることは様々です。
担当の作業療法士と面接を行い、作業療法の内容や目標・参加目的などを一緒に考えていきます。

作業療法プログラムの内容

症状の回復段階に合わせて、様々な作業活動の提供を行っています。作業療法は集団活動となりますが、プログラムの内容は患者様の意見を活かしつつ、個人のペースに合わせた対応も行っています。平成30年度より、国立医療長寿センターが開発した認知症予防に効果があるコグニサイズ体操を開始しました。病棟での作業療法プログラム内で実施している他、月1回地域住民の方々にコグニサイズ体操を紹介しています。

実施時間

午前9:30~11:30 / 午後14:00~16:00

一週間のプログラム一例

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 音楽サークル
ボランティア講師
脳トレーニング&
セルフサークル
茶話会
(お誕生日会)
レクリエーション コグニサイズ体操
午後 筋力アップ体操 ボランティア
演奏会
ウォーキング
(ひだまり散歩)
歌声喫茶&
セルフサークル
個別・小集団
軽運動

活動場所

病棟ホール・作業療法室・機能訓練室・ひだまりラウンジ・中庭など


病棟ホール

作業療法室

ひだまりラウンジ

作業活動の様子

日々の活動


セルフサークル

カラオケ

レクリエーション

歌声サークル

園芸活動

コグニサイズ体操

各種行事

広々とした作業療法室は展望がとても良く、新潟市内を見渡すことができます。季節ごとの一大行事は、多くの患者様に大変好評であり、他病棟との交流機会へも繋がっています。


納涼会

文化祭

花火大会

散歩・自然散策プログラム

中庭のウッドデッキへはバリアフリーで移動でき、車いすの患者様も日光浴や季節の草花を観賞することができます。
また、病院周辺の散歩コースは自然豊かで、さわやかな潮風が心地よく感じられます。


中庭・ウッドデッキ

院外ウォーク

院外散歩

外出プログラム

当院は新潟市の中心街からほど近く、交通アクセスが大変便利です。貸し切りバスを利用して、公共施設への社会見学や観光・季節の果物狩りへと出掛けています。


信濃川・やすらぎ堤

マリンピア日本海

お花見

ボランティア招待プログラム

月に1度の頻度で、ボランティアさんをお招きしています。舞踊公演会や音楽演奏会、民謡の披露、フラダンス体験など多彩なボランティアの皆様にご協力いただいています。


新舞踊公演

フラダンス公演

クリスマスコンサート

地域講演会

地域の皆さまの健康づくりをお手伝いさせていただくため、公開リハビリテーション講座を開催しております。
毎月第1金曜日の午前9:00~作業療法士がわかりやすい運動や自宅でも簡単にできる体操を紹介しています。


らくらく体操&デリシャス体操

ココから体操

コグニサイズ体操

ご利用方法

主治医の記入した作業療法処方箋が必要になります。その後、担当となる作業療法士が面接に伺い、プログラムの説明や同意書の記入を行います。
参加を希望される方は、主治医・看護師・作業療法士までお気軽にご相談下さい。また、症状の回復に合わせて参加を勧められる場合もありますので、不明な点は担当スタッフまでお尋ねください。

利用料金

各種保険が適用される他、作業活動に伴う材料費はかかりません。
詳しくは、担当スタッフまでお気軽にお尋ねください。